まこのきもち

うつ病を治すため。ACを直すため。日々のことや気分のこと

食べることが苦手な理由

わたしは、食べることが苦手だ。興味も少ない。
つい最近、それの根本的な理由が分かった。


母親は、私がご飯を残してしまうたびに
「お母さんが一生懸命作ってあげたのに!!」
「作ってあげたものを残すなんて、お前はお母さんのことが嫌いなのか」
と、よくヒステリックになっていた。

大人になってお店に入ってランチを食べる。
お腹いっぱいになっても、なかなか残していけず、2時間ほどかけて食べるようになったのは、それの影響だ。

しかし母親は、長い時間かけてようやく食べきっても
「お前はいつも食べるのが遅い」
父親も一緒に「のろま」と言ってくるのが関の山。

なので、結果ほとんど食べなくなっていった。
そのせいか、健康診断では毎回身長体重で、「痩せすぎ」「C」をもらう。
胃袋も小さくなったせいか、一人前食べたら吐きそうになるし、そこそこの頻度で吐く。
小学生の頃から、今も変わらず。


先日ランチに行ったとき、そのことを思い出して涙がボロボロ溢れてきた。
お腹いっぱいで吐きそうなのに、母親が感情的になって怒鳴ってくること。
無駄に被害妄想をされること。「のろま」ってバカにされること。
その全部が、ちいさい頃の私にとっては苦痛だった。
自分のペースを否定されている気分だった。
その気持ちを思い出したのだ。


そして、一人でゆっくり食べられることの幸せを味わった。
それでも、罪悪感や恐怖感はぬぐえず、食べることは苦手だ。
いまだに拷問を受けている感覚がある。