親知らずを抜歯しました。

親知らず右下を抜いた。
抜糸まで終わったので、ブログに書こうと思う。

ここ数日、抜歯での体力消耗や、
柔らかい食事をしなければと神経の消耗をしていたので、
まったくブログを書こうとは思えなかった（´・ω・`）余裕がない
結果的には無事終わった。ドライソケットにもならなかった。
傷の治り具合も順調らしい。

以降、抜歯前から抜歯後までについて。

抜歯をするまで（歯科医から大学病院へ）

私の場合、根本が若干曲がっていたので、大学病院へ紹介状をかいてもらった。
もらった翌日、さっそく大学病院へGO。
予約などはしていない、体当たりで行った。
けれど待ち時間はそんなにかからず、30分程度で名前が呼ばれた。
想像以上にスムーズ。平日昼間に行ったからかもしれないけど。

いろいろと口内を見てもらい、
「特に問題ないです。30分で全部終わります」
と主治医にいわれた。
根本がちょっと曲がっている以外、いたって普通に生えていたので、特にはなにもないのだろう。

その日は、色々と注意書きをもらって説明を受けた。

• 抜歯当日は健康体であること
• 体調などでなにかあった場合には、速やかに連絡すること

抜歯前については、それくらいしか覚えていない。
あとは、抜歯後についての注意だった気がする。
「まあ、抜歯後は抜歯後でなにかいわれるだろう」と思い、特に覚えていない。
鳥頭（´；ω；`）

抜歯するまで２（待機時間）

口内をみてもらってから親知らずを抜糸するまで、2週間ほど時間が空いた。
ので、ここぞとばかりに親知らずについて調べる。

「血餅（けっぺい」
親知らずにおいて、この子がいなければなかなか治らないということが分かった。

血餅って？

今回の親知らずに限って言えば、
歯を抜いた後できる溝にたまる血液の塊。
新しい歯茎を作る役割を担っている。
血餅がいることにより、神経がまもられ、痛みを感じないで済む。
血餅がいなくなると、ドライソケットという症状になる。
10日～1ヶ月まで激痛らしい……。

調べすぎて、親知らずを抜くのが怖くなってしまった。
どうして「よしゃー。親知らずなんてぱぱっと抜いてやんよ」って思ったのか。
ドライソケットになったら、どうすればいいのか。
そんなことばかり考えながら、抜歯の日を迎えた。

抜歯日

病院に向かう途中、パニック障害＋猛烈な腹痛が起きてぶっ倒れる。
も、なんとか到着（`・ω・´；）ふぅ
入って5分で歯科医の治療椅子に座る。

主治医「ご気分いかがですか？」
わたし「ふつうです……抜くのが怖いです」

怖がるわたしをスルーして柔らかい物腰で「じゃあ、はじめますねー」という主治医さん。
怖い……。

最初に表面麻酔をぬってもらい、2発か3発ほど麻酔の注射を打たれる。
主治医「麻酔をうちます。チクッてするけどごめんね。はい。深呼吸してー。」
わたし（痛い。これ痛い。アカンやつや。めっさ痛い）
脳内パニック。深呼吸するも、ほぼ瀕死。痛すぎる。

主治医「麻酔が終わりました。口を開け閉めしてくださいね。効きやすくなるのでー」

その後しばらくして、再び口を大きく開く。
金属の何かを入れられ、歯をゴリゴリされる。
そして、スポッと抜けた。
その間、10秒もいっていないとおもう。痛みは何も感じなかった。
麻酔が一番痛かった。

が、一番怖いのはここからだった。
主治医「じゃあ、縫ってください」
研修医「はい」

研修医が縫合するのだった。
ふつうの大学病院だから、そんなこともある程度に考えていたのだけど……
研修医の手がガクブル震えていた。

人体に針を通すなんて、そりゃふつうに考えればガクブルする。
たぶん、現場に入った経験も浅いんだと思う。
けれど、ガクブルされると、こちらも「怖い」と感じてしまう。
失敗されて変なところに針が刺さったら……と思うと、不安で不安で仕方がなかった。
ずっとガタガタして、30秒くらい針を通せないでいる研修医。
研修医に手を添えて、針を刺す場所を示す主治医。
まな板の上の鯉状態のわたし。

しばらくして、ようやく縫い終えた。正直ちょっと感動した
一杯飲みに行きたいレベルだった。
その後、助手さんから抜歯後の注意についてお話をしていただいた。

抜歯後の注意点

• 当日、お酒を飲んだり入浴したりスポーツをするなど、血のめぐりがよくなることは控えてください。

• 当日、うがいなどはしないでください。歯磨きもしてはいけません。

• 2日目からは、食後かならずうがいをしてください。歯磨きもしてください。

• 腫れなど出るかもしれませんが、氷やアイスノンなどで冷やさず、ぬれタオルなどで優しく冷やしてください。

• 頬に手を当てると血のめぐりがよくなるので、控えてください。

一杯飲みにいけなかった……。
ここまでの所要時間15分。とても短かった。

抜歯後　1日目

ふつうに出社して仕事した。
といってもデスクワークなので、そこまで体の負担はない。
けれど、抜歯はさりげなく体力を使ったのか、お昼に1時間寝た後も眠かった（´=ω=`）
そもそも、抜歯当日はみんな休むものらしい。

その日は、昼食も夕食もウィダーインゼリー一択だった。
なによりも血餅を死守せねばならないということに燃えていた。
右下が血の塊に覆われてるけど、これが血餅になる糧なのだ。
といっても、舌にもまとわりついて、すごくイライラした。
痛いのが怖いので、痛くもないのに念のため痛み止めを欠かさず飲む。

朝：無
昼：ウィダーインゼリー
夜：ウィダーインゼリー

抜歯後　2日目

この日は土曜日でおやすみだったが、朝から消毒をしに大学病院へいった。
血餅が多めにできているとのことで、余分なものはとってもらった。
大分過ごしやすくなった。ほぼストレスがなくなった。
念のため、この日のごはんも流動系。

朝：ウィダーインゼリー
昼：ヨーグルト・プリン
夜：お茶漬け

わたし「ホットヨガしたいんですけど、今日から行っていいですか？」
主治医「だめ！　せめて週明けにいって！！」
かなしみ（´・ω・`）

痛み止めはこの日から一切飲まなくなった。

抜歯後　3日目

日曜日。丸一日おやすみなので散歩をした。
この日も朝から流動食系を食べる。
ドライソケットが怖くて仕方なかった。

朝：ヨーグルト
昼：ケーキ
夜：リンゴリゾット

リンゴリゾットはツレに作ってもらった。
すごくおいしいので、たまにリクエストする。
食戟のソーマという漫画に出てくるメニューらしいが、
わたしもツレも読んだことはない。

抜歯後　4日目

月曜日、普段よりも調子がいい。（抜歯とは関係ない）
仕事も金曜日よりもちゃんとできたきがする。
抜歯後のところも、きにならなくなった。

朝：杏仁豆腐
昼：パン&スープ
夜：親子丼

パンとスープのセットにハマってしまった。
パンが柔らかいし、スープも抜歯後にやさしい。
そしてなによりもおいしい。
夕食では、はじめてお肉に挑戦した。
鶏肉なのでかみ切りやすく、たべやすかった。
お箸で食べるのが不安なので、スプーンで食べる。

この日はホットヨガにいった。
問題なくレッスンをうけられたが、抜歯痕がきになって水がいつもよりのめない。
あまりするものではないなぁと感じた。

抜歯後　5日目

なんだか口臭のにおいがいつもより気になる。
血なまぐさいにおいがしている気がして、仕方がない。
だが、各段に痕よくなってきた。と思う。

朝：プリン
昼：パン&スープ
夜：ミネストローネ

抜歯後　6日目

ほぼ気にならなくなった。
違和感はあるけれど、たまに右で噛みそうになるくらいにはなった。
ただ、左が少しヒリヒリする。
多分酷使しすぎたせいだと思う。

たまーにズキンと痛むことがあったので、まだまだ油断は禁物だと感じる。

朝：スープ
昼：サバの味噌煮と大学芋
夜：ミネストローネ

抜歯後　7日目

とうとう明日が抜糸というところまできた。
痛みも全くなく、通常通り過ごせているのでよかった。
なお、違和感がなさ過ぎて、間違えて右で噛みかけたりもした。
抜歯するまで我慢……。

朝：パイ菓子
昼：里芋煮、肉じゃが
夜：シチュー

この日もホットヨガに行ったが、水は気にせずにするする飲めた。

抜歯後　抜糸日

とうとう抜糸する日が来た。
今日までで一番困ったのは「抜歯」も「抜糸」も同じ読みなので、結構な人に間違われたこと。
余分な血餅をとってもらって以降、特にストレスなどはなかった。

病院にいって30分後、名前が呼ばれた。そして数秒で抜糸終了。
「チクリとしますよー」といわれたけれど、チクリもしなかった。

抜糸後も特に変わらず。快適に過ごせたからよかった（,,´・ω・`,,）

以上、親知らず抜歯レポートでした。
来月終わりにまた抜くから、気が気でない_(:3 」∠)_